改めて。
「ブログをやってみよう!」
フレッシュな気持ちで1記事目を書いて、約6年。育児家事の雑踏にまぎれて、驚くくらい全くブログは続かなかった。
本当であれば、今しか表現できない子どもたちのことや自分の変化を記録しておきたかった。残念ながら、6年分の時は巻き戻らない。
以前の私なら、死ぬ時までこのブログの存在を「忘れたまんま」で継続して放置したに違いない。だがしかし、年齢を重ねて失敗を気にする暇もなくなり、いつの間にか「したたかさ」を手に入れていた。
したたか、って漢字でどう書くかといえば・・・ 強 か
したた‐か【▽強か/▽健か】
の解説
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1 粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。
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「世の中を―に生きる」「―な相手」
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2 強く、しっかりしているさま。「―な後見役」「―な造りの家」
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3 強く勇猛であるさま。
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「力が強く勇気があって―な豪傑である」〈
・ 〉
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4 程度がはなはだしいさま。
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「いと―なるみづからの祝言どもかな」〈 ・初音〉
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5 分量がたいへん多いさま。
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「国の事など―に申し居たるさま見るに」〈
・一〉
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1 分量がたいへん多いさま。たくさん。「―食料を買い込む」
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2 程度がはなはだしいさま。ひどく。「―腰を打つ」「―酔う」
「よ~~し!」
腰を据えてブログを書くべく、PCの前でパチパチとキーボードを打っている。
ふと窓を見ると、梅雨空の雲間から光が差して周りをまぶしく照らしていた。
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日記というものが小さな頃から苦手である。
理由は、ちっぽけな刷り込みだ。
小学校1年生の理科の授業で育てていたアサガオ。夏休みに持ち帰ったはいいものの、水やりを怠ってすっかり枯らしてしまったことがある。
「ぴよちゃんは、1年生の時アサガオば枯らしたけんねえ・・・」
私が継続できずに何かを失敗したような時、ボソッと言った母のひとことがすべてのはじまり。あ、私って継続ができない子なんだ、と素直にインプットしてしまったのが運のツキ。
日記やおこづかい帳なども続かなかった。
文通していたお友達とも、私からお返事をやめてしまった。
コツコツ続けることへの苦手意識はどんどん加速した。
人格否定さながらの「私はできない」という決めつけは酷くなる一方で、大きな挑戦を思い描いても結局大事な一歩が踏み出せなかった。だって、私には重大な欠陥があるから、うまくいくわけがない。どすグレーでモヤモヤした気持ちにすっぽりハマった小さなわたしが、今もまだ確実に存在する。
小さなわたしよ、一緒にすこしずつ歩こう。
いくつになっても失敗だらけで、おばさんになった今でも私の基本性能はそんなに良くはない!(笑)そこは性質として、きっと劇的には変わらないよね。
だが、心がけさえ変えていけば、何かしらの変化は起こせるはず。
大丈夫、何とかなるよ。
なんてったって、未来から来たつよかおばさんの私がついとるけんね★
≪トートツな今日の名言≫
失敗を日常にしてしまえばいい(by勝間和代せんせい)
たぶん、今回は5年前の時よりは続くはずさ。
肩の力を抜いて、明るい気持ちで明日もPCの前に座ってみよう。